悲しいことがあると開く・・・卒業写真

 私が中学を卒業した年にリリースされた荒井由実の「COBALT HOUR」に入っていた「卒業写真」が私の思い出の卒業ソングです。

もう40年以上の月日が流れてしまいました。

当時好きだった中3の時のボーイフレンドはポールマッカートニーに似た面差しのちょっとシャイな笑顔の素敵な男の子でした。

色々あって受験前に別れてしまったけれど、結婚するまで誰と付き合っても彼のことが一番好きでした。

別々の高校に進み、彼は地元の高校に自転車通学、私は電車通学でしたが電車の窓から彼の家も彼と歩いた道も見えていました。

まさに歌詞の通りで毎日、車窓から彼が見えるのではと目で追っていたときのことを思い出します。

 たくさんの方がカバーされ、特にハイファイセットが有名ですが、荒井由実時代のユーミンの独特の歌声が私の中の「卒業写真」のイメージです。

静かに語るようなバラードは耳に優しくて心が締め付けられます。

現実では悲しいことがあるたびに卒業アルバムを開いていたわけではなく、決して甘いことばかりではなかった人生で幼い恋を懐かしむ余裕もなく月日が流れてしまったけれど、「人混みに流されて変わっていく私をあなたはときどき遠くて叱って」という歌詞はよく頭に浮かびました。

実家を畳んだときに人生を変える踏ん切りに手放してしまった卒業写真。

何度も見返したページは今も心の中にあります。

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