SIMカード

窮地にあった日本通信を救ったのは消費者向けサービスだった。法人向け事業の準備を進めていた
2010年、日本通信は国内で初めて消費者向けSIMカードを発売した。これが消費者の支持を得て、

売り上げは急回復した。法人向けと異なり消費者向けは価格がオープンであるため、日本通信の
SIMカードの安さが武器となったのだ。だが、日本通信は法人向けビジネスを諦めたわけでは
なかった。2013年には、市場開拓の武器となる技術の開発を終えた。無線専用線である。
2014年には日本やアメリカで特許が認められた。それでも法人向けの通信サービスを手がけるには、
なお時間が掛かった。そもそも日本ではMVNOの存在がほとんど知られていなかったためだ。そこでまず
消費者向けに格安SIMカードを販売することを強化する道を選んだ。5年が経って市場環境は変わった。
スマホの普及に伴い、格安SIMカードの需要も大きく拡大したのだ。

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